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Brighture English Academy 代表。趣味はウクレレとかハイキングとかDIYとか旅行などなど。在米20年。シリコンバレーに住みつつ、日本とアメリカとフィリピンで会社経営しています。最近は英語教育がライフワークになりつつある。

2011年3月14日月曜日

災害対策を考えてみた

今回の東北震災で日本に住む家族や友人の安否を確認するのに四苦八苦をしました。今回驚いたのはなんと言ってもスマートフォンの普及とその威力です。阪神の震災から16年。海外から見て感じた、私なりの災害対策を考えてみました。

水の確保
最近のマンションなどは水道をモーターで汲み上げるタイプも多いようです。またトイレも電動スイッチのところも増えた模様です。するとトイレさえ満足に流せません。停電時のトイレの流しかた、日頃から確認しておくと慌てなくても済むかもです。風呂桶、薬缶、ポット、水筒などに水を溜めて確保しましょう。また折りたたみのバケツなんていうのも存在します。私持っています。あると便利かもです。

停電時に水が流れなくなった際のトイレの流し方、というのがTOTO のホームページに載っていました。

食料の確保
保存がきき、簡単に調理できる、あるいは調理の必要がない食料品の備蓄、やっぱり少しあったほうがいいように思いました。CNN のニュースで、日本に住んでいるアメリカ人が「昨日からオレンジジュース一杯しか飲んでいない」言っているのを聞きました。カロリーメイトやら果物やら少しばかり置いておくと良いように思います。

カセットコンロなどの調理器具の確保
オール電化が進んできたため、食料があるのに調理できない人も沢山いると聞きました。カセットコンロが一つあるとずいぶん違うように思います。アメリカは停電が多いので、私は幾度となくカセットコンロやキャンプ用のコンロで調理しています。便利ですのでひとつ用意しておくことをお勧めします。普段でもお鍋などを食べる時に便利です。ただガスボンベが売り切れたりということもあるようなのでガソリンが使えるタイプの方が良いのでしょうか?う〜む。分かりません。





明かりの確保
私の多数のキャンプ、自転車旅行、あるいは長時間の停電の経験からだと、頭に付けるタイプのランプは非常に便利です。何しろ両手が空きますから。強くお勧めします。



またランタンはロウソクなどとは比べものにならないほど明るいので、コンロと同じボンベが使えるランタンも非常に便利だと思います。私は長時間に渡る停電をこれでしのいだこと、何度もあります。ただ室内で使う場合には換気と火災にくれぐれも気を付けてください。最近はLED 式の電池が長く持つ電池式のランタンも売っているのでそういったものも便利なんじゃないかと思います。



ラジオ、携帯など情報源の確保
私の弟のところでは長く停電が続いていたためテレビからの情報がまったくなかったそうです。ところがiPhoneからはずっと情報が取れたそうです。またカーラジオを聞いていたそうです。でもiPhone充電が切れてしまい、たびたび車で充電したそうです。電話の充電に車のエンジンを廻すのは不経済な話ですし、車のガソリン自体が手に入れにくくなるところ多かったようですから、やはり充電手段を用意しておくのが良いと思います。コンビニなどでも充電器を売っているようです。またどの程度有効かは分かりませんが、携帯などを充電するためのソーラーパネルも売っています。あったら便利かも知れませんが、私は試したことがないので何とも言えません。



スマートフォンにTwitter, Facebook, Skype のアプリをインストールしておく
twitter, Facebook, Skype の威力には本当にビックリしました。電話が通じない相手でも何故かskype で話せたりということが度々ありました。また Twitter の情報収集能力には脱帽です。とにかく早い!ニュースなんて比較にならない早さでした。またfacebook やmixi も安否確認や情報交換に役立ちました。もしもスマートフォンを持っていたらこれらのアプリを必ずインストールしておきましょう。

保冷材を冷凍しておく
停電が多いアメリカですが、我が家は冷凍庫にかなり沢山の保冷剤が入れてあります。そして停電時はこれを活用したり、すぐにスーパーに行って氷を買ってきたりしてこれらで凌いでいます。どうしても保冷が必要な生鮮食料品のみ、保冷剤とともにクーラーボックスに移してそこに保冷剤をぶち込んでしのいだこともあります。そんなわけで冷凍庫に日頃から保冷材を入れておくこと、おすすめします。キャンプやピクニックが身近になるという利点もあります。

医薬品の確保
普段から飲んでる血圧の薬とかコンタクトレンズの洗浄液とか、職場にも置いておいた方がいいかもです。

停電になったら
停電したらブレイカーを落としておくのが基本らしいです。こうすると電気がまた流れた際に火災が発生することを防げるようです。特に家屋にダメージが見受けられる場合にはブレーカーを落とし、安全が確認されるまで上げないのは鉄則でしょう。


外出時には戸締りをする
阪神の震災と時にはけっこう空き巣や強盗騒ぎがあったらしいです。アメリカでもカトリーナ台風の時に強盗騒ぎがかなりありました。戸締まりができるのならば戸締まりをして家を出ましょう。

自転車をすぐ乗れる状態にしておく
以前勤めていた会社では防災バッグを用意し、全員に配布した事があります。ところがこれらのバッグ、今回はあまり、というか全然活用されなかった模様です。それよりも折り畳み自転車を数台用意して欲しかった、という声がありました。交通機関が麻痺する中、5時間もかけて歩いて帰宅した方もいたそうです。避難や移動にガソリンも必要としない自転車、最強かもです。是非日頃から活用し、いつでも乗れる状態にしておきましょう。カゴが付いているママチャリ、なんだかんだ言って最強かも知れません。


さて私が考えた災害対策、以上の通りです。今回の震災を実際には体験していないので憶測の域をでません。もしもご意見が頂ければ幸いです。


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