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Brighture English Academy 代表。趣味はウクレレとかハイキングとかDIYとか旅行などなど。在米20年。シリコンバレーに住みつつ、日本とアメリカとフィリピンで会社経営しています。最近は英語教育がライフワークになりつつある。

2007年9月30日日曜日

フラガール

フラガール メモリアルBOX
ハピネット・ピクチャーズ (2007/03/16)
売り上げランキング: 46
おすすめ度の平均: 5.0
5 本編→メイキング→本編
5 ぜったいオススメ!!
5 昭和の匂い、臭いが最高



先日出張の際に飛行機の中で映画「フラガール」を観ていたく感動し、「フラガール メモリアルボックス」を買ってしまった。

映画の出来についてはもう散々あちこちで話題になっているので省略。ノルタルジー系の映画という意味では「ALWAYS 三丁目の夕日」と非常に似たテイストなのだが、俺はこちらの方が笑いと涙のバランスがよく、よく出来た映画だと思った。

このお話が実話に基づいているというのがなんとも言えん。1960年代半ばに炭鉱の斜陽化による収益の悪化を迎えた常磐興産は、なんと炭坑業から観光業に転換し生き残りを果たしたのだ。かつては炭鉱の坑道から温泉が湧き出し労働者を悩ませたそうだが、逆にその温泉に目をつけて常磐ハワイアンセンターを建設し成功を収めた。

映画の中で夕張炭坑へ引っ越していった友達から小包が届くシーンがあるのだが、昨今の夕張市の厳しい情勢を思い浮かべてみると、この福島にハワイを創って炭坑から観光への転身を図った当時の社長は本当に先見の明があったと思う。地元の大企業である日立などの協力もあり、ほとんど失業者を出さなかったそうだ。

メモリアルボックスにはこの映画の登場人物のモデルになった方達のインタビューが多数収録されており、非常に楽しめた。

それから映画の中に出てくるダンスの先生は借金の山でアル中の一歩手前なのだが、実在の本当の先生は全然そんな人ではなく、日本で初めてフラの教室を開いた偉い方なのであった。

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