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Brighture English Academy 代表。趣味はウクレレとかハイキングとかDIYとか旅行などなど。在米20年。シリコンバレーに住みつつ、日本とアメリカとフィリピンで会社経営しています。最近は英語教育がライフワークになりつつある。

2009年12月24日木曜日

英語はどうすると聞けるようになるか?

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さて昨日は「英語はどうすると上達するか?」と題して主に読み書きの話をしたので

今日は聞く/話すの話をしたいと思います。

赤ちゃんは喋れるようになる前に、まず聞けるようになり、大人の言っていることに「イヤイヤ」とか「うんうん」とか簡単な返事をするようになります。

つまり話せるようになる前にまずは聞けるようになり、そして聞き溜めてるわけです。

外国語も同じです。

脳内に新しい言語野が形成されるのにおよそ3000時間ほどかかると言われています。

確かに生まれた赤ちゃんがある程度の会話を営めるようになるまでにだいたい2年かかります。大人がフルタイムで働いて年間2000時間ですから、3000時間程度で言語野が形成される、というのはなんとなく納得がいきます。

そう考えて逆算するとですね、週1回ぐらい英語教室に行ってもそんなに上手くなるわけないんです。英語に触れている時間があまりにも少な過ぎます。

だからどうにかして四六時中英語に触れている環境を作り、早めにこの3000時間に到達する必要があります。どうにかして1日5時間ぐらい英語を聞けば、600日ほどで脳内に新しい能力が芽生えるわけです。

私がお勧めするのはラジオです。今は特にpodcast などがありますから、英語のラジオ番組でiPod を満タンにして、とにかく聞きまくってみることをお勧めします。変な話分かんなくたっていいんです。

最初は「ペラペラペラペラ〜」、と聞こえていたのが、だんだん1語1句聞き取れるようになってきます。平行して読むのもやっていると、そう遠からずして意味が分かるようになってきます。

私がお勧めするラジオ今日は NPR こと National Public Radio です。質の高いラジオ番組で、政治、経済、スポーツ、映画評論など、様々なジャンルの話題を英語で聞くことができます。Podcast もありますから日本で聞くのも問題なしです。

昨日も書きましたが

日常会話ほど難しいものはありません。

日常会話というのは会話の内容がまったく定まっていません。

その時々の時事問題から流行のスポーツやファッション、個人的な悩み相談から恋愛までと、カバーする範囲は無限と行ってもいいほど広いのです。しかも「会話の流れ」で話題がドンドン変わっていきます。つまり色々なジャンルでのそのときに旬な話題が頭に入っていないと、日常会話さえおぼつかないのです。

現に母国語ですら、旬の話題がない子供やお年寄りとの日常会話というのは単調なつまらないものになってしまいます。

だからこそ、様々なジャンルの出来事をバンバン耳にする必要があります。

じゃあ映画は?と聞く人もいると思いますが

英語字幕を出して映画などを見るのはかなりいい訓練になります。

北米仕様のDVD プレーヤーなどを買って、北米向けのDVD などを英語字幕をON にして観ることのはかなり有効な英語の勉強方法ですので強くお勧めします。ただお金がかかりますから、私はラジオの聞き流しをお勧めします。

ちなみに私はコンピュータなんてないころに英語を覚えましたからFEN の放送を聞いて憶えました。非常に役に立ちました。

是非英語漬けになってみてください。







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