2007年10月30日火曜日

秘密(DVD)

東野圭吾の小説を原作にした映画。

幸せな家庭をもつ主人公平介。バスの転落事故で突然愛する妻を失い、辛うじて娘が生きながらえる。だが娘の意識は死んだ妻のものと入れ替わっていた...

小説版では小学校5年生の娘なのだが、映画版では高校生の娘という設定になっている。

また小説の方では仔細に描かれる性欲との葛藤や加害者家族の状況などが端折られている。2時間程度に収めるためには致し方ないのだろうが、ちょっともったいない気がする。

しかしこの映画、期待していなかった割にはかなり良かった。

カメラワークがテレビドラマ的でつまらない。当時19歳だった広末涼子が熱演しているのだが、彼女の舌っ足らずの喋り方とアヒル口が物語への感情移入を妨げる。終盤になってきてよくやくいくらか物語に入れた。

エンディングは小説と映画では異なっているのだが、映画版のほうが衝撃的だった。私はこの結末がまったく腑に落ちなかった。

借りてみるにはかなりちょうど良い感じの映画です。割とお奨めします。



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秘密(小説)

秘密 (文春文庫)
秘密 (文春文庫)
posted with amazlet on 07.10.31
東野 圭吾
文藝春秋 (2001/05)
売り上げランキング: 431
おすすめ度の平均: 4.0
2 話はおもしろいが今一歩足りない
5 どうしてもこのラストは『腹に落ちない』
5 究極の愛



幸せな家庭をもつ主人公平介。バスの転落事故で、突然愛する妻を失い、辛うじて娘が植物状態で生きながらえる。葬儀の日にもたらされた現実は、妻の魂が転移した小学校5年生の娘との対面だった。

主人公と妻の意識を持つ娘との奇妙な生活が始まる。娘の成長に従い、妻は娘としての人生のやり直しを実現していく。主人公は自分だけが取り残され、妻が同世代の若い男に奪われてしまうのではないかという嫉妬心をコントロールすることができなくなってしまう。母の心が子供の体内に宿った事によって形成されてしまう夫婦の溝、性欲の問題... こんなあり得ない設定なのに素直に物語に嵌められてしまう。

事故を起こしてしまったバスの運転手の家族の救いようのない苦しみや、その運転手が必死に働いて仕送りをしていた元妻とその子供の苦悩などが非常に丁寧に描かれている。また事故で亡くなった方の遺族の悲しみも痛々しいほどに描写される。こうしたディテールがこの物語の「信憑性」を大きく上げている。

そして驚くべき結末。私はこの結末が腑に落ちなかった。

切ない美しいお話でした。非常にお勧めです。


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2007年10月28日日曜日

敗者のゲーム - なぜ資産運用に勝てないのか

敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか
チャールズ・エリス
日本経済新聞社 (2003/12/04)
売り上げランキング: 3796
おすすめ度の平均: 4.5
4 やはり必読の本
5 たった一つの冴えたやり方
5 前提があります




この本はまだ投資の「と」の字も知らない頃に、有名な投資信託会社でファンドマネージャーをしていた友人から強く奨められ読んだ本。

その後、多くの投資関係の本を読んだが、多くの著作から必ずと言っていいほど引用、推奨されている名著で、非常にためになった一冊だった。

現代においては、多くの優秀な人材と豊富な資金・情報を持つ機関投資家が市場の主役となっているため、市場に勝ち続けることはほぼ不可能で、「ミスをした方が負ける」という「敗者のゲーム」になっているという。

それゆえ自分で銘柄買いなどせず、インデックスファンドでパッシブ運用すれば市場の成長率と同じペースで儲けられるというお話。「市場」=「プロのアウトプット」なので、市場と同程度なら素晴らしい、ってわけです。勝つことを考えず負けないことを考えましょう、というお話。

豊富なデータと、説得力のある内容。資産運用を考えている方は必ず読んでみることをお奨めします。

2007年10月26日金曜日

いつまでもデブと思うなよ

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)
岡田斗司夫
新潮社 (2007/08/16)
売り上げランキング: 11
おすすめ度の平均: 4.5
3 読み物としてなら・・・
2 見た目時代の到来?
5 自らを客観視する術を習慣化せよ


岡田斗司夫の新刊。この人の本は以前、『ぼくたちの洗脳社会』という本を読んで非常に共感したことがあり、ちょっと気になっている作家であった。でもデブだったとは知らなかった。

本の腹帯に太っていた時に履いていたズボンを履いた写真が載っており、いかに痩せたのかアピールしているのですが、もうこの写真だけでもすごいインパクト。117キロから50キロ減の現在67キロだそうです。

私も以前75キロから60キロくらいに痩せたことがありますが、着ぐるみでも脱いだかと思うほど体が軽くなったので、117から67だったら、もう別世界に行ったようなもんでしょう。

この新書の主題である「レコーディング・ダイエット」とは、単に何をどんだけ食ったかを正確に記録し、朝晩に体重を量って記録するだけ、という実に単純明快な方法である。以前自分が痩せた時も朝晩2回体重を量りエクセルでグラフを作ったら非常に励みになったので、まあ同じ手法と考えて良いようである。

こまかいノウハウは沢山記載されているのだが、詳細については本書をご覧下さい。

「見た目時代到来!」と称して、デブだと如何に損をするかに丸1章割いてあり、それが笑えた。

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2007年10月24日水曜日

半落ち(DVD)

半落ち
半落ち
posted with amazlet on 07.10.25
東映 (2004/07/21)
売り上げランキング: 10489
おすすめ度の平均: 3.5
5 マイッタなあ〜!映画館で視ておくべきだった。
2 半落ち を見て
5 誰かのため


小説の方を先に読んで非常に良かったので、こちらのDVDも観てみた。

小説の雰囲気がかなりいい感じで映像化されていた。ストーリーは映画用に若干変えられていたが、気になるほどではなかった。

アルツハイマーを患う妻を殺してしまう警察官の役を寺尾聡が演じており、見事な演技だった。脇を固める俳優陣も実に優れた演技。特に殺された妻の姉を演じる樹木希林の演技は実に素晴らしいかった。また柴田恭兵がベテランの刑事長といった役どころなのだが、彼自身がいつの間にかそういう役が板に着く年齢になっており、見ていて安心感があった。

頂けないのは裁判官役の吉岡秀隆。なんなんだ、こいつの舌足らずな喋り方は!ムカついたよ。


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半落ち(単行本)

半落ち (講談社文庫)
半落ち (講談社文庫)
posted with amazlet on 07.10.25
横山 秀夫
講談社 (2005/09)
売り上げランキング: 26972
おすすめ度の平均: 3.5
5 6人と自分との格闘
5 秀逸 
4 関係者の重層的な描写が秀逸



映画化もされた作品。前からかなり気になっていたので読んでみた。
非常に読み応えがあった。

梶という現役の警察官がアルツハイマー症の妻を殺してしまう。

梶は妻を殺した二日後に自首。

殺害動機をすぐさま明かす彼はしかし、犯行後の2日間に何をしていたのかは頑として口を割らない。

梶の取り調べをした刑事、検事、新聞記者、弁護士、裁判官、刑務官、の六人の視点から物語が描かれてゆく。

6人のそれぞれの人生、警察の隠蔽体質、検察と警察のやり取りなどが非常に上手に描かれており、物語にグイグイと引き込まれてしまった。


非常にお奨めします。



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2007年10月22日月曜日

鉄道員(ぽっぽや)

鉄道員(ぽっぽや)
鉄道員(ぽっぽや)
posted with amazlet on 07.10.22
東映ビデオ (2001/12/07)
売り上げランキング: 15788
おすすめ度の平均: 4.0
4 生き様
4 乙松を縛りつけた「くびき」
1 ちょっと・・・




原作の本がとても良かっただけにそのイメージを壊したくなくて敬遠して来たのだが、なんとなく借りて来てみてみた。

ところが案外と上手に原作の世界が映像化されていた。それは、高倉健と大竹しのぶの優れた演技と秀逸な映像美に支えられての事と思う。

広末の半笑いはなんなんだろか?完全に人選を誤っていると思う。もっと別の女優を選ぶべきだっただろう。当時人気のあったというだけの彼女を採用した事で大きくミソが付いている。


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2007年10月19日金曜日

経済ってそういうことだったのか会議

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)
佐藤 雅彦 竹中 平蔵
日本経済新聞社 (2002/09)
売り上げランキング: 38602
おすすめ度の平均: 4.5
4 振り返る小泉改革
4 難しい経済書よりも、よほどわかり易い。
4 イノセントな伝道



「ポリンキー」や「だんご3兄弟」などを手がけたCMプランナーの佐藤雅彦と、小泉改革を支えた竹中平蔵氏の対談。

この本はかなり古い本で、最初に単行本で売りだされた時には、竹中氏が小泉政権で大臣になる前だったように記憶します。しかしその内容は今でもまったく古くさく感じません。

聞き手である佐藤氏が非常に上手な聞き役に回っており、竹中氏が素人にわかり易く「経済」とは何ぞや?ということを説明してくれます。株式会社の歴史から、お金の価値観、あるいは働く意味などなど...を「経済」という切り口から上手に説明してくれます。

所々に入る佐藤氏のイラストやコメントも非常に良く、用語解説もうるさくなく、編集も非常にいい仕事をしていると感じました。とにかく読み易い本です。

新聞の経済欄はちょっと苦手だよ... という人はこの本から入ってみるといいと思います。

私は大学でかなり専門的に経済を勉強したので、新しいことは何一つ書かれていませんでしたが、はっきり言って大学の授業の100倍わかり易かったです。

非常にお薦めです。

あずみ2

あずみ 2
あずみ 2
posted with amazlet on 07.10.20
アミューズソフトエンタテインメント (2005/09/22)
売り上げランキング: 10053
おすすめ度の平均: 3.0
2 ゆるしちゃおう ^^
5 あずみ2最高
2 うーん




「あずみ1」のほうはアクションもストーリーもそれなりに楽しめたけど、こっちの「2」のほうは、本当に単なる上戸彩のコスプレ映画になり下がっていました。上戸彩のきれいなアンヨ以外にはこれといって観るべきものがない映画です。

高島礼子が扮するくノ一、迫力あり過ぎ。怖かったです。

と、けなしつつも何も期待せずに見たので意外に面白くかったです。正直言ってずっと金をかけた忍者映画であろう「梟の城」なんかよりずっと面白かった。レンタルで観るのに丁度良い感じの出来です。



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2007年10月18日木曜日

あずみ

あずみ スタンダード・エディション
アミューズソフトエンタテインメント (2003/11/21)
売り上げランキング: 26838
おすすめ度の平均: 3.0
3 しかし たくさんの死体の山が ^^
5 あずみ感想
3 史実と幻想の交錯



「あずみ2」を見てからこっちの「1」を見たのだが、こっちの方が全然良かった。オダギリジョー扮する美女丸のキレっぷりがとても良い。上戸彩のコスプレときれいなアンヨもマル。まあ「仮面ライダー First」の100倍はいいです。





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仮面ライダー THE FIRST コレクターズエディション

仮面ライダー THE FIRST
仮面ライダー THE FIRST
posted with amazlet on 07.10.18
東映 (2006/04/21)
売り上げランキング: 1255
おすすめ度の平均: 3.0
4 ”仮面ライダー”
2 ストーリーと脚本が??
3 まあまあ





超かっこいいのに超駄作。あり得ないぐらいヒドい。

仮面ライダーは簡単にマスクを外すな!

ホンダのロゴが丸見えのバイクに乗るな!

絶対に続編を創ってほしくありません。あまりに駄作すぎて声も出ませんでした。

ここ数年の間で一番酷い映像作品でした。



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